今回は、ちまきの葉っぱは何が使われてるのかについて調査しました。
ちまきといえば、毎年”端午の節句”を思い浮かべる人もおおいのではないでしょうか。
しかし、なぜ葉っぱで包んでいるのか…。
その答えは、葉っぱで包むようになったキッカケ(由来)にヒントがありました。
そこで、ちまきの葉っぱは何が使われてるのかについてご紹介します!
ちまきの葉っぱは何が使われてる?
ちまきの葉っぱは何が使われているのかについては、昔と今では違うようです。
現在では笹の葉が主流ですが、昔は【楝樹(れんじゅ)の葉】や【チガヤ(茅)の葉】を用いていました。
竹の皮を使うこともあったようです。
本来は、ちまきの語源となった【チガヤ(茅)の葉】をつかっていました。
”チガヤ(茅)の葉でお餅を巻いたことから、『ちまき(茅巻き)』と呼ばれるんだって!
チガヤ(茅)の葉を使う理由は、<厄除け>をするため。
チガヤ(茅)の葉は、”神聖なもの”、”呪力を持っている”と考えられるのです。
ちまきの葉っぱの由来
ちまきの葉っぱにチガヤ(茅)の葉が使われるようになったキッカケ(由来)は、中国から来ています。
春秋戦国時代の楚の政治家であり高名な詩人でもあった『屈原(くつげん)』を弔うために始まったそうです。
屈原は忠誠心が高く、多くの人々から人気がありました。
その一方、そのことを妬む人の陰謀によって、国外へ追放され川へ身投げした伝説が残っています。
ちまきは”忠誠心が高い象徴”と考えられていたため、子供がちまきを食べることで【忠義ある子に育つ】ことを願っていました。
中国の”粽(ちまき)”が日本に伝わり、”ちまき(茅巻き)”に変わったようです。
ちなみに、日本で5月5日にちまきを食べる習慣は奈良時代に伝わり、関西・近畿地方を中心とした西日本へ広がっていきました。
ちまきの葉っぱはどこで売ってる?
ちまきの葉っぱはどこで売っているのかご紹介しますね。
現在では笹の葉が主流になっていて、インターネットでも購入することができます。
①Amazon・楽天などオンラインショップ
まずは、Amazon・楽天で販売されていました。
手軽に買うことができる反面、現物をみて確認できないところが、唯一の難点でしょうか。
今回ご紹介する商品は、2月~3月の時点で既に50個以上も売れていました!
ちまきはインターネットで購入するのが主流になりつつあるようです。
国産は嬉しいけど、100枚はちょっと…多すぎるかもしれませんね。
その場合は、親戚や近所のご家庭で分けるとお得になりそうです。
②東急ハンズオンラインショップ
東急ハンズのオンラインショップに、竹の皮を見つけました。
こちらは端午の節句に食べる細長いちまきというより、中華おこわに使う用でしょうか。
一応、「ちまきを作るときの…」と記載がありましたので、ご紹介します。
③その他
他にも地方によっては、道の駅で販売する店舗もあるようです。
他にもまだまだありそうですね。
ちまきを扱っているお店での『笹の葉』販売もあるようです。
イオンスーパーや業務スーパーで販売していると情報がありました。
実際の笹の葉の状態を見ながら購入するのはよいですが、すぐに品切れになることがあるようです。
ご購入を検討中の人は、お早めに(*’▽’*)♪
ちまきの葉っぱの代用品になるもの
「ちまきの葉っぱをわざわざ購入するなんて…」と購入を思いとどまった人もいると思います。
絶対に笹の葉じゃなければいけないというわけではありません!
そもそも、本来の<厄除け>の意味である”チガヤ(茅)の葉”ではないのですから。
ご家庭でちまきを手作りする場合の代用品でおすすめのものは、大きくわけて2つあります。
- 食べられるもので代用
- 使いやすさで代用
笹の葉って食べられませんよね。
でも、サラダ(レタスなど)やほうれん草で代用すれば、野菜嫌いな子供でも食べられるかもしれません。
ちまきの代用品として、お子さんの野菜摂取として2倍活躍してくれそうです。
使いやすい点から考えると、クッキングシートやアルミホイルがあります。
どちらも、ちまきがくっつきにくく、食べやすいのでおすすめ。
まとめ
今回は、ちまきの葉っぱは何が使われてるのかについてご紹介しました。
ちまきの葉は、立派な子供に育つための願掛けと厄除けの意味が込められていたのですね。
神聖なものと考えられていた”チガヤ(茅)の葉”が由来となった、『ちまき』
遥か遠い昔の中国から日本へ伝わり、現在の笹の葉に落ち着いたようです。
5月5日(端午の節句)にちまきを食べる風習だけが残ったのですね。
これからも、1年にこの時期しか食べることができない”ちまき”を食べていこうと思います。
以上、ちまきの葉っぱは何が使われてるのかについてでした‼
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